JAかみつが日記
ラジヘリ散布で適正防除
2022-08-04
日光市、上都賀農業振興事務所、JAかみつがなどの関係機関から構成する日光市病害虫防除協議会は、7月28日から、日光市内でラジコンヘリコプター(以下ラジヘリ)による農薬散布を開始しています。集落防除組合、機体オペレーター、JA職員らが班となって各地区の防除を行います。事務局から農薬の取り扱いや飛散防止の注意事項の説明を行い、一日あたり最大12機のラジヘリを使用し、市内水稲生産者から申請された約1600㌶分の水田ほ場に散布します。
水稲の病害虫防除に効果的な一斉防除の果たす役割は年々重要となっています。ラジヘリ防除を一斉に行う事で、広域にわたる適時防除が可能となり、農家の作業省力化、良品質米の生産につなげていく狙いがあります。散布は8月12日まで行われる予定で、定期的にすくい取り調査を行い、散布前と散布後のカメムシ類の発生状況を確認し、効果を検証していきます。
また、同協議会では事前に試運転会、ナビゲーター研修などを行い、効率的な散布技術の向上にも努めています。