JAかみつが日記
青年部農家と新入職員が農作業を通して交流
2021-09-22
JAかみつがでは9月から、新入職員を対象にした農家研修を行っています。新入職員が農家研修の中で農業の実態を知り、組合員と親睦を図りながらJAと組合員との密接なつながりを感じることを目的としてています。今年はJAかみつがの新入職員8名とJA栃木中央会の新入職員3名が管内のイチゴ、トマト、ニラ、梨、水稲栽培をしている若手農家6戸のもとで、生産者の指導を受けながら、2日間農作業に励みます。
受入先の農家はJAかみつが青年部盟友に依頼。日本の「食」を支える若手農業者と新入職員の交流を深めることで、JA職員の農業や地域に対する意識向上につながり、また青年部は青年部活動のPR、JA運動の実践を育成する組織でもあることから、両組織の基盤強化を目指していきます。
9月6日、7日に栃木市西方町でイチゴを営む早乙女誠二さんの圃場で研修が行われ、当JA職員1名の阿部まなみさん、JA中央会の職員1名大房奈緒子さんが参加しました。
研修では主にイチゴ苗の葉かき作業を行いました。参加した職員は「イチゴの葉かき作業は地道で大変だが、この積み重ねが美味しい農産物をつくるのに必要な過程であると学ぶことができた。若手農家の人材不足など農業の現状についても学ぶ機会があり、貴重な体験となった」と話しました。
早乙女さんは「慣れない仕事ながらも一生懸命やってもらった。新人に限らず農家研修を行い、交流していく必要があると思う」とJAに期待を寄せます。