JAかみつが日記
高冷地育苗現地検討会
2020-08-16
皆さんはイチゴの高冷地育苗(山上げ栽培)をご存じですか?
山上げ栽培はその名の通り、苗を山に搬入して育苗することです。標高が高い地域で育苗することで、病気の発生が少なく、大玉で高品質なイチゴが出来やすい苗になります。現在、JAかみつがいちご部では日光市戦場ヶ原で3名、鶏頂山で4名が山上げ栽培を行っています。
同部は8月11日、戦場ヶ原、鶏頂山の農場で高冷地育苗現地検討会を行いました。高冷地育苗(山上げ栽培)を行う生産者、上都賀農業振興事務所経営普及部の担当職員やJAいちご部担当職員らが苗の生育状況を確認しました。同事務所経営普及部の担当職員が今後の栽培管理、葉数管理、肥培管理、などに注意するよう呼び掛けました。山上げ栽培を行う生産者は、「山上げ栽培は景観もよく涼しい環境で作業ができ、炭疽病の発生も少ない」と話します。
9月中旬に花芽分化の現地調査を行い、苗の山下げのタイミングを確認していきます。